毎日歳をとる

子供の頃には身体的に成長する実感というのがありまして

身長が伸びるとか体重が増えるとか

私は肥満児という言葉が出始めた頃の子供でした

学校でも太り過ぎは良くないからと言われておりましたが

食べるのが好きだったというか

思い出してみると食べる以外に脳が無かったという感じです

学力も中の下くらいで足も遅くて運動も苦手

つまらない子供でした

親もあまり期待していなかったと思うのだけど

悪いこともしなかったので

そのまま身長が 174cm くらいまでになるのですが

その辺までは若くて成長していく感じだったと思うのだけど

気がつくといつの日からか人生の下り坂に入っていたわけです

その前に人生の上り坂があったのか? とか考えたりもしますが

無駄なことです

リストラとか転職とかいろいろあってお金しか当てにならんなと思ったのが

35歳くらいだった気がします

そのあたりからすでに下り坂に入って

あとはどんなふうに歳取るかが人生の課題だった気がしないでもありません

オッサンは〇〇歳でがっくりくるよとか聞かされてきましたけど

66歳になった最近思うのはもう毎日老いるのだということです

今日より今日 今日より明日 の方が確実にできることが減って

現在進行形で途切れることなく老化しているのだと感じます

すでにこの世にいない友人知人もかなりいますし

当然のように親もいなくなりました

自分一人です 予定通りですけど

結婚はできなかったので子供も孫もいないしね

これは全て私のせいで今まで一度もモテなかったから

見た目も良くないし稼ぎも大したことないし

性格もあまりよくないから当然なんで気にしていません

だけど一人でも所帯持ちでも歳はとりますしね

そっかー毎日歳取るから転んで寝たきりとかになって

誰かに迷惑かけないようにしないと

朝起きると自分に言い聞かせないといけません

それから少し気合を入れてシルバー人材センターの仕事で

世間と繋がりをキープするために週に 3日くらい働かないといけません

毎日の老化を感じるのはあちこち体をぶつけるようになってきたからもあります

手が足が上がってない歩幅が狭くなってる体が捻れない

最近は少し食べる量を控えて体重を落とすようにしています

どこで死ぬかわかりませんが体重が重いと迷惑なので

ガリガリにダイエットはできませんけど

このくらいの重さだったら仕方ないなと卦権が思うくらいの体重にしたい

いまだに太り過ぎですから

そういう意味では子供の頃から成長もしてないまま老化だけ進んだかな

歳取るのも悪くはないですけどね

大体のことはジジイだってことで逃げられるので