東京都写真美術館

カメラも写真も語れるほどの知識はないので
機材や技術については何もないのですが
流石に撮影データはありませんでしたし
今ほど誰もが写真を残せる時代ではなかった頃の画像ばかり
 どのくらいシャッターを切ったらあんな写真が撮れるのだろうか?
被写体にポーズをつけて撮る人ではなかったので
トリミングとかしてるのかもしれませんけど
呆れるほど好みの写真ばかりでした
思わず写真集買ってしまうところだった
3,300円だから高くはないんだけど
ポストカード 2枚買って我慢
フランスでブレッソンとドアノーにも会って話しているらしい
木村伊兵衛が撮ったブレッソンの写真もありました
ドアノーは無かったな
フランスで木村伊兵衛が撮った写真はドアノーとブレッソンの風味が感じられましたが
パリと言う場所があーいった写真を撮らせるかもしれないので
私にはわかりません
でも私がパリでモノクロ写真を撮っても面白くもなんともないことはわかっております
イカというカメラ ツァイスと言うレンズ
ピントが甘いのではなく柔らかいのにビシッとくる
志賀直哉のポートレイトと谷崎潤一郎のポートレイト
違う
横山大観のシャドーのつぶれがフィルムがまだそれほど良くない感じで時代を感じたりしておりました
知識があったらもっと楽しめただろうに・・・
木村伊兵衛は中国も撮っていたそうですが
50年前の中国の方が写真は撮れたんだろうなと思います
今の中国に行けたら彼は何をどう撮るんだろうか?
撮るものがあるのだろうか?
公安に捕まって帰って来られないかもしれません
みんなが国の発展と自分たちの明るい未来を信じていた頃の中国は写真撮ってても面白かったのかもしれません
もちろん日本国内の写真が多いのですが
写ってる人たちが全員が裕福ではなさそうだけど
写真を撮られるなんてことがよくわかってない感じですごく自然体
貧乏だけど写ってる人が貧乏臭くない 楽しそう
今は逆だなーと 綺麗な服は着てるけどスマホの高画質な画面に映し出されるのは貧乏臭くて卑しい画像ばかり
などと偉そうに言ってしまいますけど
写真に残ってるって案外大事なことかもしれません
なんかどこかで木村伊兵衛氏に感謝しながら見ておりました
そんでお昼頃に東京都写真美術館に着いたのですが
何せ十数年ぶりの写真美術館
場所を忘れていて恵比寿ガーデンプレイスの地図とにらめっこしながら
やっと着いたと言う田舎者なのでもう一つやってる展示も見て
これは木村伊兵衛じゃなかったんだけど篠山紀信とかのやつ
65歳以上だと割引なのでついでに ついでには失礼か?

見終わったら 2時近くてなっていて品川駅のホームにある
常盤軒で天ぷらそば 98%は衣ですが これぞ常盤軒
しかも汁が生醤油か? と言うくらいしょっぱくて これも常盤軒
久々に駅蕎麦の真髄に触れて先ほど帰宅いたしました
次は 5月の連休が終わったら上野で デ・キリコ
一応これも見ておきたいところです
暇なんだよジジイは